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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

もし、また税理士試験を受けるなら・・・・・

みなさん、おはようございます!横浜・東戸塚のバイリンガル税理士よっしーこと八木です。6月も後半になり、税理士試験まであとわずかとなりました。受験生の皆様にとっては、追い込みでたいへんな頃だと思います。

今日は、よっしーの税理士受験経緯について。実は、大学に行く前に、東京・神田にある英語の専門学校に通っていました。とにかく遊びすぎてしまい。なんとかコンピュータ関係の就職先も決まり、卒業と思っていた矢先、やっぱり大卒と大卒以外って、ぜったい就職に影響するよな~、と思い、突然、大学に行きたくなってしまったのです。そこで、今から行ける大学はと探していたところ、なんとか1つだけですが、大学に受かりました。受験勉強もまともにしていなかったので、今考えると、英語の点数だけで、合格できたような気がします。それと、もし、コンピュータ会社に就職していたら、たぶん、今のよっしーは存在しなかったでしょう。

大学に入ってからは、心を入れ替え、何か資格に挑戦してみようと思いました。まず、初めに受けたのが、「宅建」。有名な資格だし、就職にも有利かなと思い、挑戦することにしました。8月から2ヵ月で合格できるということで、夏休みに集中してやったのですが、実際に、試験を受験してみると、難しくてとても受からないなと思ったのですが、なんとか受かっていました(汗)。その年の合格ラインは50点中20点代後半と非常に低く、難しかったようです。

大学1年生で、宅建に受かったよっしーは、調子にのっていて、まだ、時間があるし、他の資格もとってみようかなと思いました。なぜ、税理士を選んだかといいますと、すごく単純な理由なのですが、TACの合格者メッセージで、ある女性合格者のコメントに「宅建に合格し、大変自信になりましたので、次は税理士です。」というのを読んで、よっしーも税理士を受験してみたいと思いました。実に単純といえば、単純な理由です(笑)。

いよいよ大学2年生の後半になって、税理士の勉強をすることになりました。ご存じの通り、税理士試験は、何年かかってもよく、1科目づつ受験ができ、5科目合格して合格となります。簿記論と財務諸表論は必修で、法人税法と所得税法から選択必修で1科目、選択必修で受けなかった科目かボリュームの少ない科目(相続税法、消費税法、酒税法、事業税、住民税、固定資産税、国税徴収法)から2科目を選択で合計5科目となっています。

よっしーの場合、大学2年の年明けからで、時間がなかったため、まず、ボリュームの少ない科目、2科目を選択しました。できれば、3年で合格という短期合格を目標としていたのもあります。それに、簿記3級や2級もやったことがなかったので。ですが、実際、ふたを開けてみると、1科目固定資産税だけ合格していました。正直、初年度2科目受験したのですが、あまり自信がなかったですね~。固定資産税は、比較的簡単な科目なので、完璧な答案が求められますが、書いてはいけないことも書いてしまったので、予備校の先生に、「たぶん、落ちてます」と言われたくらいですから、ラッキーでした。こうして、大学3年の冬は終わりました。

大学4年生になって、一気に3科目受験しました。簿記論、財務諸表論、そして、前年だめだった科目ですね。でも、たぶん、簿記論はまず、受かってないと思いました。財務諸表論、とても2時間でできない、しかも難しいので、わかるところだけ書いておこう、って感じだったし、前年ダメだった科目は、その年もあやふやに覚えていたところが出ちゃったな~、って感じでした。しかし、ふたを開けてみると、簿記論以外の2科目は受かっていたのです。

大学4年生のとき、就職活動を続けるか、受験を続けるか迷いましたが、卒業までに3科目受かったのだからと思い、大学卒業後、就職しないで、夏まで受験に専念することにしました。残りの科目は、簿記論と所得税法です。法人税法と所得税法どちらを選択するか迷いましたが、簿記論が苦手だったので、所得税法を選ぶことにしました。単純な理由です(汗)。

受験専念は、夏までと決めていたので、その後、9月には、会計事務所に就職することにしました。さて、実際にふたを開けてみると、なんと2科目とも不合格でした。3回目の受験は、合格科目がなかったので、かなりショックだったのを覚えています。ここからは長い受験生活が始まりました。働きながら簿記論と所得税法の2科目を同時にやるのは、至難の業なので、まず、簿記論をチャレンジすることにしました。簿記論に合格したときも、とても2時間でできそうもなく、難しくてよくわからないため、わかるところだけ書いておこうといった感じでした。簿記論も所得税法も、ある程度、合格レベルに達していても、うまく答案に反映できず、3年に一度くらいの割合で合格したような感じでした。働きながらの受験は大変だとも感じたものでした。

簿記論合格から所得税法合格までも3年くらいありましたが、合格科目が出ないときが続くと、このまま合格できないのではないかと、挫折しそうになったこともあります。最後に5科目合格して、初めてあきらめないでよかったと思ったものです。

いままで、何度かいろいろな試験を受けましたが、合格してると思ったものは、一つもありませんでした。最後に受験した所得税法だけが、唯一、合格確実ラインにのっていて、絶対合格してると自信をもてたような気がします。ということで、税理士試験に合格したときは、ちょうど30歳になっていました。もともと、よっしーが大学を卒業したのは、24歳のときでしたから、やっぱりかなりの長期戦と言えますよね。

普通だと、簿記論と財務諸表論から初めて、最後はボリュームの少ない税法を選ぶというパターンが多いと思うので、よっしーの場合、かなりレアなケースだったと言えます。まー、でも、標準的な受験をしても、最後のボリュームの少ない科目がなかなか受からないということも、よく聞きますので、どういう受験の仕方がいいのかはわかりません。

結局、よっしーの場合、法人税法や相続税法は、実務で必要であるにもかかわらず、受験しなかったため、税理士試験合格後も、しばらくTACに通って、これらの科目の速習コースや実務コースをやっていました。

ということで、もし、また税理士試験を受けるなら・・・・・、短期合格も大切ですが、普通に簿記論と財務諸表論から受験して、法人税法、所得税法、相続税法、消費税法の中から3科目受験を選ぶと思いますね!まー、でも、受験していた頃は、若かったからできたけど、正直、今からだったら、受けたくもありませんけど・・・・・(汗)。

長文ですが、今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。皆様、よい一日をお過ごしください。