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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

税理士が交流会に行くのってどう?

みなさん、こんばんわ!横浜・東戸塚のバイリンガル税理士よっしーこと八木です。昼間は暖かいですが、朝晩は寒いですね。さて、前回、「税理士にホームページは必要なのか」という記事を書いたのですが、たくさんの方にお読みいただけたみたいで、ありがとうございます。実は、昨年の今頃、せっせとホームページを作っていたのですが、もう一つやっていたことがあります。それは、交流会にたびたび参加していた、ということ。今日は、この交流会についてお伝えいたします。

ビジネスでは、人と会うことって大切ですよね。例えば、税理士の場合、申告書という商品はありますが、基本的には、役務提供型のサービスだと思っていますので、物品の販売であれば、そうでもないんでしょうけど、役務提供型のサービスの場合、どんなかたちにせよ人に会っていないと、やっぱり仕事につながりにくいというのはあると思います。

ただ、やみくもに一人でもたくさんの人に会えばいいとは思いません。確かに、確率論として、一人でもたくさんの人に会えば、仕事につながるという可能性はあります。でも、できれば、自分の仕事を必要としてくれる人やそれと関係のある仕事をしている人、いわゆるキーパーソンになりそうな人に会った方がいいですよね。

それでは、異業種交流会や士業交流会などの交流会はどうでしょう!?もちろん、たくさんの人に出会うことができます。交流会に参加しまくって、そこから仕事につなげている人も中にはいると思います。ほんと、いくら交流会にお金と時間を注ぎ込んでいるんだろうって人。でも、よっしーの場合、それは出来ませんでした。

いまでは、交流会には、ほとんど参加しません。今後もよほど、気が向かない限り、行かないと思います。あくまでも、よっしーの場合ですが、「行かなくなった3つの理由」と「行ってよかった1つのこと」を公開しちゃいますね。

まず、行くのやめようと思った3つの理由。

1.仕事にならないと思った

一度、異業種交流会に行って、露骨に強引な営業をする人に出会いました。たぶん、ほとんどの交流会では、強引な営業をする人を取り締まっていると思います(参加者が激減するため)が、中には、そういったことが野放しになっている交流会もあるのです。普段、事務所にいても、いくらでも、電話、メールやDMなどで営業はきますので、自分から外に出向いて行って、押し売りのカモになりたくないな、というのはありました。でも、考えてみると、交流会に参加する人って、根底には、「売りたい人」と「紹介してほしい人」ばかりが集まっていると思います。ビジネスの基本として、「売りたい人」と「買いたい人」、「紹介する人」と「紹介を受ける人」がいて成り立っているわけですから、まず、「売りたい人」と「紹介してほしい人」ばかりでは、需要と供給のバランスが悪すぎます。今では、ネットも普及していますし、友人や知人に声をかけておくことで、いくらでも買ったり、紹介を受ける手段はあると思います。それに、ビジネス開始前や開始したばかりで数年くらいの人も、けっこう多いと思いますので、つまり、総合的にみて、仕事になりにくい(もし、仕事がたまたま来たとしたらラッキー)と思います。

2.時間とお金を大切にしたいと思った

交流会に行くと、通常、行くための時間、交流会の時間、懇親会の時間などを考えると4~6時間位はかかると思いますし、費用も1,000円位からあると思いますが、3,000円~5,000円位が相場でしょうか。1か所や2か所位ならそうでもないかもしれませんが、多くの交流会に参加すると、時間、お金ともに馬鹿になりません。正直なところ、まとまった時間とお金があったら、もっと他に使いたいことはいくらでもあります。頻繁にあっちこっちの交流会に参加している人って、事業をスタート前やスタートしたばかりで時間がたっぷりある人か、すでに仕事を他の人に任せてる人なのかな~、なんて思うこともありますが、たぶん、これは自分自身が仕事・生活ともに他の人と共有できない、つまり自分でやってる割合が大部分を占めているためだと思います。

3.少なくても濃い方がいいと思った

よっしー自身が、一人でも多くの人と・・・・・、というのは、真っ向から正反対に思っています。つまり、100人や1,000人の会ったことがある、知っている程度の人より、20人や30人でも深く付き合える人の方がいいと思うのです。なかなか、100人や1,000人の人と同じように深く付き合うのって難しいというか、できないですよね、普通。

と、ま~、こんな感じなのですが、そもそも交流会に行くのであれば、参加者の人と何か一緒に企画する、といった感じの方がいいかもしれません。例えば、士業の場合であれば、共同開催でセミナーや相談会を開催するなど、ですね。一緒になんかやったら、やったで難しい部分もでてくると思いますので、一緒にやる場合は慎重に考えた方がいいと思いますが(一見、人当たりがよさそうな人でも、一緒に仕事をしてみると色々と見えてくるところもあります(笑))。

それと、交流会はスタートしたばかりのところの方が、参加者同士で、仲良くなりやすいかもしれません。何年もたって成熟してしまっている交流会だと、常連さんも、けっこう多いため、そういった常連さんの輪に飛び込んでいくのが得意な方ならいいのですが、そうでない方はスタートしたばかりの交流会の方がお勧めですね。

時々、交流会に行くなら、主催者の方と仲良くなっておいた方がいいと言う方もいるのですが、個人的には???と思います。確かに、主催者の方は、たくさんの人にあっていますので、いろいろな方を知っていると思います。例えば、税理士だったら、20人知ってるかもしれませんし、50人知ってるかもしれませんし、つまり、その・・・、確率論として、仕事になる確率は低いということですね。

もし、交流会で少しでも仕事に結びつける確率を高くするのであれば、やっぱり、主催者や主催者側のスタッフになるのが一番いいと思います。主催者になれば、たくさんの人と知り合いになりますので、ポツポツ仕事が発生する可能性があります。ただし、主催者は楽でもないと思います。毎月、参加者を集めるためには、告知したり、企画を考えなければなりませんし、通常、場所を借りたり、貸切ったりするため、参加者が少なければ、当然、赤字になることが考えられます。ま~、こういった大変さを取り除くために、飲食中心の交流会にしたり、自分の事務所の会議室を利用して交流会を行う場合もあるようですが、いずれにしても、参加告知をしつづけなければいけないので、たいへんだと思います。

でも、交流会に行ってよかったって思うことが、一つだけあります。税理士という仕事をしていると、紹介しなければいけないこともあるため、今年、何人かの方をご紹介する機会がありましたが、すべて、士業交流会や異業種交流会で知り合った方々ばかりです。

長文ですが、今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。