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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

税理士の高齢化問題

みなさん、こんばんわ!横浜・戸塚の税理士、八木です。

先日、ニュースで見たのですが、子供の数(15歳以下)の人口が35年連続して、減少しているそうです。高齢者(65歳以上)の人口の半分以下とのことで、少子高齢化は深刻ですよね。

現在、政府は子供手当を出したり、高校無償化など、いろいろと政策はとっているので、子供のいる家庭では確かにありがたいことだと思うのですが、それだけでは、歯止めはかからないと思うんですけどね~。

ま~、こんな状況ですから、ただでさえ、税理士業界は平均年齢が高齢(60代)なのですが、人口構造を考えると、将来、さらに高齢化は進んでいくことでしょう。

個人的には、少子高齢化がもたらす、悪循環のため、少しでも、自分自身が元気で周りの迷惑にならない高齢者になれたらいいな~、と願っています。

さて、税理士業界の場合ですが、税理士は、今でこそ、税理士法人に就職したり、一般企業で経理として勤務するという方もいると思いますが、やっぱり個人で独立する人が圧倒的に多いと思いますし、税理士法人も増えてはいますが、個人事務所でやっている方が圧倒的に多いと思います。

税理士は自営業ですから、別にやりたければ、定年はなく、いつまででもやることができます。でも、税理士業界の高齢化の理由って、これだけでしょうか?他にもいろいろと理由はあると思います。

税理士の場合、試験合格以外にも、大学院、会計士や弁護士、一定期間の税務署勤務や特別試験、税務署退官後の独立など、税理士になるための、ルートはいろいろありますし、税務・会計を必要としている人のニーズは、他士業の業務に比べても多いですし、やり方にもよると思いますが、比較的安定して続けやすいというのがあるため、そもそもの税理士人口が多いというのもあると思います。

さらに、平均年齢が高齢となる原因は、次の2つ。

・税務署退官後や企業を定年退職後の税理士の数も多い

・税理士業務をやめたくても、やめられない

といったところだと思います。

一昨年の暮れに、税務署を退官して、独立した税理士さんとお会いする機会がありました。その税理士さんは、「あと、20年、80歳まで頑張んなきゃ・・・」と言っていました。

ま~、あたり前ですが、こういった税理士さんも少なからずいる訳ですから、税理士業界の平均年齢は、60代というのも当然といえます。

もう一つのやめたくても、やめられないというのも、ある意味、深刻かもしれません。子供がいて、税理士業を引き継いでくれれば、それが一番いいのでしょうが、子供がいないという場合もあるでしょうし、子供がいても、子供が誰も税理士業務を引き継ぎたがらない場合やそもそも税理士試験に受からないというケースもあると思います。また、税理士と顧問先双方ともに高齢で、自分の代で事業が終わりだからということで、どちらかが倒れるまで、関与しているという場合もあるかもしれません。

ま~、最終的には、勤務している人が引き継いだリ、他の開業税理士さんに引き継いでもらったりといった感じで、なるようにはなるのでしょうが、自分自身も、いつかそういった状況がくると思いますので、やっぱり他人事として捉えてはいけない問題だと思います。

いろいろな選択肢があると思いますので、ゆっくり考えてみたいと思いますが、今の60代~80代位の税理士さんにも、もう少し、若い人たちに、税理士業界って、こ~んなにいい部分もあるんだよ、っていうのをアピールして欲しいというか、後進者のために伝えて欲しいとは、個人的には思いますけどね。先行者の責務として。

長文ですが、今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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