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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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 代表者 八木のブログ ~ 身の回りの出来事や税務のことをお伝えします。

横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

理想の税理士事務所にするために

みなさん、こんばんわ。横浜・戸塚の税理士、八木です。

いよいよ12月に入り、今年2017年も残すところあと1日となりました。このブログの更新頻度もだいぶ下がってしまいましたが、来年2018年は月1ペース位で続けられたらいいかな、なんて思っています。12月になってから年末調整などの業務もあり、税理士業界は来年5月頃までビジーシーズンになりますが、やはり体が一番大切ですから体に気を付けて来年5月まで、つっぱしっていきたいですね。

また、来年から、うちの事務所も4年目に入ります。なんとか無事に3年間、続けることができました。これもまわりで支えてくれた皆様のおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。

さて、あらためて、この3年間を振り返ってみると、いろいろな経験ができて、フリーランスとしてスタートして本当によかったと思う反面、3年経過しても、まだ自分の理想とする事務所になっていないと思います。よく事業では、○○円や○○件といったような具体的な数字として目標をかかげる場合も多いと思いますが、うちの事務所では、こういった数字の目標はありません。ただ、来年4年目~5年目のうちに自分の理想の事務所にするために、下記の3つをやっていきたいと思っています。

➀あまり気の進まない人や会ってもしょうがないと思う人に会わない

②あまり気の進まない仕事をやらない

③なるべく他人に依存しすぎないようにする

えっ、何それ、って思われるかもしれませんが、フリーランスになって、せっかく自由の身となったわけですから、後は、できるだけストレスフリーで楽しく仕事をすることが大事だと思うのです。それを満たすためには、上記の3つを少しづつ改善していくことが欠かせません

➀あまり気の進まない人や会ってもしょうがないと思う人に会わない

これは何も、人と会うことじたいを否定しているわけではありません。何だかんだ言っても、人と会うことは重要だと思いますし、下記の3つを満たすのであれば、自分の時間やお金を費やすことも惜しくはないからです。

・うれしい、楽しい、大好き

・自分のため(利益、経験、勉強)になる、困っているときに助かる、自分に必要なもの

・お互いに、「まっ、いいか」と思える

人と会うときは、やはり上記のうち1つ~3つがYESであれば、その人と会う価値は十分にあります。ただし、1つ~2つがYESだとしても、残りの一つがNOだと思えば、その人と会う価値はないと思っています。ですから、YESが1つ以上あって、NOがなければ、会ってもいい人ということですね

なので、自分自身も上記のように思われるようにしたいです。例えば、うれしい、楽しい、大好き、ってドリカムの歌のようですが、一緒にいて、嬉しい人、楽しい人、大好きな人って会いたくありませんか?

一方、話しているだけで不快になる人やしらける人の場合、たぶん、その人たちとは合っていないのだと思います。

それと、自分のためになる、困っているときに助かる、自分に必要なもの、も重要です。一方的に自分の利益や他人への依存を求めてくる人が多いなか、そのように思える人も会ってみる価値はあると思います。

ただ、なんだかんだ言っても、お互いに、「まっ、いいか」と思える人でないと、むやみやたらに他人とは会ってはいけません。「まっ、いいか」と思う基準は人それぞれですが、片方がいいと思っても、片方が「なんだかな~、この人」と思ってしまっては、やはり、その人とは合っていない可能性があります。

結局、自分がいて、相手がいる以上、お互いに「まっ、いいか」が理想的で、お互いにそう思わなければ、長くは続かないと思っていますし、仮に続いたとしても、片方または両方がストレスを感じるだけで、いい関係にはなりえないでしょう。

仕事だけでなく、会社、恋愛、夫婦、どれをとってもこれらの定義は同じですから、ミスマッチをなくすために、会ってもしょうがない人に会って、時間とお金を無駄にしないようにしましょう

そのためには、

・会ってもしょうがないと思うような人が多そうなところへ行かない

・会ってもしょうがないと思うような人からコンタクトされないように工夫する

ことが必要です。

②あまり気の進まない仕事をやらない

気の進まない仕事をやらない。ストレスを無くしていくためには、これも超重要です。ですが、仕事じたいに気が進まないということはあまりありません。基本、仕事は好きですから。これも①に通じるところもあるのですが、どういうお客様の仕事あるいはどういう仕事のしかたをするお客様の仕事をしたくないか、これに尽きると思います。

例えば、お客様のいろいろな相談にのるのは大好きなのですが、新規のお客様への無料相談はやらないようにしています。

なぜなら、無料相談をやっていると、脱税志向の強い人も平然と相談に来てしまいますし、内容が悪くて、どこの税理士事務所からも相手にされない人が相談に来てしまう可能性もありますし、少ないですが、なかには、無料相談にすると平気で相談日当日に無断で来所しないなんていう非常識な人もいるのです。

新規開業や税理士変更などのお客様も微妙な場合が多いです。新規開業の場合、事業計画が甘く、2~3年して廃業してしまうような場合、しょうがないのですが、何だかな~、なんて思ってしまう場合もありますし、口ばかりじゃない?なんて思ったりすることもあります。税理士変更のお客様の場合でも、以前の税理士事務所の悪口を延々と話す人もなかにはいるのですが、そういう人に限って、このお客様じたいに問題があって税理士から断られたんじゃないの~、なんて感じる人もいます。

また、税理士の仕事の獲得としてホームページ意外にも紹介というルートもよくあることだと思います。この紹介についても、人からの紹介、税理士会からの紹介、税理士紹介会社からの紹介など、いろいろなルートがありえると思いますが、たしかに紹介じたいは誰にとってもありがたいものです。うちの事務所でもありがたいですから。ですが、ホームページの場合でも、いいお客様もいれば、ダメなお客様もいるように、紹介も同様に、ダメなお客様もそれなりにいるような気がします。

新規のお客様にもそれなりに会ってきているので、まず、電話の段階で会わない方がいいかも、と判断できる場合もありますが、わからない場合もあります。次に、面談をしてみて、そこで面談の時点で、このお客様、関与しない方がいいかな、と思う場合もありますし、思わない場合もありますが、最終的に面談後、実際に関与してから2~3回、仕事をしてみて、あ~、このお客様は長くは関与できないだろうな、と思う場合、たいてい200%予想は当たります(笑)。

ですから、税理士が関与していないお客様の場合、自分で申告まできちんとできるという人や税理士に報酬を支払うのがもったいないと思う人も多くいるかもしれませんが、面倒だし、わからないから税理士に依頼したいという場合でも、税理士が関与したがらない場合や税理士に相手にされないようなケースも相当数あるんだろうな、という気がします(どこか妥協して税理士に従って依頼している人もいるかもしれませんが)。ま~、最近では、税理士の仕事も将来、AIにとって代わられるといわれますが、なくならないでしょう。税務署の人たちも変な納税者の方ばかり対応していたら大変でしょうから。変化に対応できることじたいは必要だと思いますけどね。

③なるべく他人に依存しすぎないようにする

ときどきお客様に「お忙しいところすいません・・・」なんて言われることがあります。ま~、暇ではありませんが、特別忙しいわけでもありません。四六時中仕事をしているわけでもありませんし、今の好きなときに自由に仕事ができるスタイルも気に入っています仕事としての実働時間は、そんなに長いとは思っていません(勤務時代よりも)。ただ、仕事以外にも、家の用事(家事を含む)、やりたいこと(趣味など)、そして愛犬の介護(仕事の合間にオムツ交換なんてことも日常茶飯事)と、そこまで含めるとそれなりにやることは多くありますので、とてもじゃないですが、すべてを一人でやることはできません

なるべく自分でやることを多くしていますが、それでも、仕事、家事、愛犬の介護などは家族にも協力してもらっているので、ありがたいです。

ただ、家族(配偶者や親など)や他の人も含めて、依存するというのは、楽なのですが、基本、依存しすぎない方がいいと思っています。

なぜかといいますと、相手が自主的にかわいいからサポートしたい、協力したいというのであればいいのですが、そうでないと相手にとって迷惑だからです。これは、家族(夫婦)、会社でもそうですが、相手に対して依存が強ければ強い人ほど、関係がギクシャクなりやすくなる場合がありますので、注意しましょう

また、人間、年をとるにつれて、他人に依存できなくなっていくかもしれない、というのは、どこかで考えておきたいものです。

例えば、配偶者が先に亡くなってしまったり、子供が将来面倒を見てくれるなんて補償もありませんし、依存が強ければ強い人ほど、まったくの一人になってしまったときに精神的に弱いような気がします。たぶん・・・。

ということで、2018年と2019年は、上記の3つのことを考えて、開業5年後には、自分にとっての理想の税理士事務所を目指します

理想の事業っていったい何なんでしょうね?事業を拡大することが成功で理想なのでしょうか? 事業を拡大すると、手元のお金は増える可能性はありますが、常に人と場所のことを考える必要があると思います。任せっぱなしであればいいのですが、時間もなくなりますし、経費や税金の負担は増え、ストレスもたまると思いますよ。

開業した頃から○○さんみたいになりたいと思うことはありません。参考にすることはあるかもしれませんが、他人と同じようにやって、同じ結果が得られるわけでもありませんし、そもそも違う感覚の人と比較したり、批判してもしょうがありません。上をみても、下をみてもきりがありませんから。なので、勤務時代から苦手なのですが、ライバル意識が強すぎる人や妬みの強そうな人は、できれば距離を置きたいところです。人は人、自分は自分ですから。

自分で事業をやっている人は、食べていける利益を出せて、人をだましたり、迷惑をかけたりしなければ、どんなやり方でもいいと思っています。その人の自由ですし

うちの事務所は、拡大志向を目指している事務所ではありません。ですから、今後も10人くらいまでの事業者の方のサポートメインで行っていくつもりです。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

来年2018年も、どうぞよろしくお願いいたします。