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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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 代表者 八木のブログ ~ 身の回りの出来事や税務のことをお伝えします。

横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

やっぱり税理士事務所も営業対策は必要

こんばんわ。横浜市戸塚区の税理士、八木です。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。さて、寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?

現在、うちの事務所でもビジーシーズンを向かえていまして、なかなかブログを書いている時間がなかったのですが、今日は、久しぶりに書きたいことを書きますね(少し毒を吐くかもしれませんが・・・)。

実は、先日、横浜商工会議所から一本の電話がありました。さて、なんだろう、と思いきや、「横浜商工会議所と申しまして、税理士紹介会社のページを見たのですが、商工会議所という団体です。入会をお願いできないでしょうか?」と・・・。

ま~、確かに、士業の人でも商工会議所に加入している人が多いのは知っていますし、お客様の中にも商工会議所や法人会といった団体に加入している人もいますから、商工会議所に入会しようか検討したことはあります。

でも、よく考えて入らないことにしました。理由としては、加入している人が多いのと、年会費を払うほど商工会議所の魅力を感じないからです。

ですが、今回、えっ、と思ったのが、ちょっといくらなんでも、税理士で、商工会議所や法人会、青色申告会といった団体を知らない人っていないと思いますよ。おまけに、同業者の方なら、ご理解いただけると思いますが、1月~3月の時期に営業電話をかけてこられるほど、うっとうしいものはありません

実際、司法書士さんや行政書士さんたちにきいてみると、営業電話なんて、そんなに来ないと言っているのですが、税理士の場合、いろいろと結びつきがあることを期待してか、営業関係のコンタクトはハンパないんですよね。

商工会議所もこういう営業電話なんかしているから、どんどん会員さんが減っちゃうんじゃないの~、とマジで思いました。法人会や青色申告会もしかり・・・。

ということで、こういう営業関係のコンタクトは、やはり、何らかの対策をしなければいけません。とは、いうものの税理士の場合、営業のコンタクトを無くすことは実質的に不可能なんですよね。

なぜなら、税理士の場合、税理士検索というサイトや会計ソフト・税理士紹介会社の税理士紹介ページに事務所の所在地や電話番号などが掲載されているため、簡単に営業の人がコンタクトをとれる状況になっているのです。

ですが、何らかの営業対策はしたいものです。そこで、今日はうちの事務所でやっている営業対策についてお話しします。

【訪問営業の場合】

最近では、ほとんど来なくなりましたが、うちの事務所に人がくるとなると、あらかじめ予約のあるお客様か宅急便や郵便局などの配達員のみです。それ以外の見知らぬ人はたぶん営業の可能性が大なので、知らない人の場合、インタホーン越しに応答しないようにしています。

当初、応答したりもしていましたが、応じてしまうと、「ご挨拶だけでも・・・」なんて、知らない人から、突然、アポなしで訪問営業に来られてしまっても迷惑ですし。

ということで、訪問営業の場合、初めからインターホン越しで断って応対しない。これがベストでしょう。

【電話営業の場合】

電話営業は、いまでも時々あります。最近では、電話番号をホームページにのせないようにしたり、のせたとしてもわからないように小さくのせている同業者さんも多いですが、うちの事務所では、やはりビジネスとしてやっている以上、電話番号をホームページにのせた方がいいと思っていますので、以前と少しスタイルを変えましたが電話番号をホームページに掲載しています。以前は、電話番号の近くに「お気軽にお問い合わせください」と記載をしていたのですが、これでは、どんな人でも気軽に電話をしてきてしまいますので、今は、すべての電話番号表示の近くに「営業電話はご遠慮ください」と記載しています

なかには、営業電話はご遠慮くださいと記載しても、ずぶとく営業電話をかけてくる人もいるのですが、以前に比べると本当に少なくなりました

むしろ今では、営業電話をかけてくる人のほとんどが、会計ソフトや税理士紹介会社の事務所ページまたは税理士検索サイトなどのリストを見てかけてくる人が大部分です。

税理士検索サイトは、日本税理士会連合会で扱っているため、こういったサイトがある以上、税理士事務所への営業電話は、多かれ少なかれなくならないでしょう。

ですから、うまく営業電話と付き合っていく必要があります。営業の人たちも、突然、電話してきても、ほとんど断られることはわかっていると思いますので、すぐに、必要ない旨または興味がない旨を伝えて断ることが重要です。いつまでも話しているとお互いにとって時間の無駄ですからよくありません。

上記以外で電話帳に掲載するなんていうのも、営業電話のいいカモになってしまうため、よく考えて掲載したいものです。

ま~、電話営業をする会社って、そこそこ業歴の長い会社またはインターネット上で、迷惑業者として悪評が広まっている会社が多いような気がしますね~。

基本的に、訪問営業や電話営業をしてくる人は、更に売上をあげたいという人もいるかもしれませんが、その多くの人は仕事がなくて困っている人や売上がなくて困っている人がほとんどだと思います。

やはり、こういった営業をする人のほとんどが、下手な営業をするな~、と思う人の方が多いため残念です。

例えば、「ご挨拶だけでも・・・」なんて言う人ほど、会ってみても、売り込みにきました、みたいな人ばかりですし、ホームページを見てコンタクトをとるなら、もっと隅々までホームページを読んでから来たら、と思う人も多いですしね。

どっちかっていうと、売上や仕事がなくて困っている人が多いゆえ、売ることや紹介してもらうことばかり考えて、あなたにお役に立てますよ、といったようなことを相手に感じさせるような営業ができない人も多いです。

売上や仕事がなくて困っているからこそ、相手のことまで考える余裕がなく、かつ、自分のことばかり考えている依存の強い人とも言えます。

知っている人ならともかく、知らない人ならなおさら、売上や仕事がなくて困っている人をたくさん知っていてもしょうがないんですよね~。厳しいようですが

とにかく、今はネットもこれだけ発達していますので、売り込むような営業よりも、必要な人から連絡をもらうような営業ができる人の方がスマートだと思います。

それができないから、訪問営業や電話営業をするというのもあるかもしれませんが。

【FAX営業の場合】

お客様とのやり取りでも、めったにFAXは使いませんが、営業でもFAXで送ってくる場合があります。

基本、無視。でいいと思います。だって、相手に送らないように電話したり、FAXで送信不要の旨を返信する時間じたいが、もったいないですから。

セミナーの案内や司法書士などの他士業で、平然と短期間のうちに、何度もFAXしてくるケースもあるため、そのような場合のみ、送らないように連絡します。

これは、訪問、電話、FAX、メール、DM、すべてに共通なのですが、短期間のうちに必要のないものを何度もコンタクトされるほど、うっとうしいものはありません

【メール営業の場合】

メールもFAXと同様、さっと目を通して必要がなければ無視。迷惑メール行きです。FAX同様、短期間のうちに何度も送ってくるようなところで、返信してもよさそうなメールであれば、送らないようにメールをするか、配信停止をします。

ただ、メールで気をつけたいのは、海外からのメールや国内から送られてくる詐欺メールのようなものには注意が必要だと思います。

こういったメールも頻繁に送ってくるのでうっとうしいのですが、海外のメールだと、開封後にウィルスの感染リスクがありますし、詐欺のようなメールも返信すると危険です。

何かおかしいと思うメールは、インターネットで検索して、詐欺メールやウィルスに感染する可能性があるものではないか、事前に調べておきたいものです。

メールについても、以前は事務所のメールアドレスをホームページ上に掲載していましたが、今は、お問い合わせホーム以外からのコンタクトを受け付けないようにしています

メールアドレスも、ホームページなど、インターネット上に掲載しておくと、海外や詐欺グループの間で、うちの事務所のメールアドレスが情報として売買されているんじゃないか、と思うこともありました。くだらないメールが頻繁に来られてしまうと、たまったものではありません。

メールアドレスをホームページに表示しなくなってからは、営業メールも、ずいぶんと減ったと思います。

また、電話営業の場合と同様ですが、お問い合わせフォームにも、「営業メールはご遠慮願います」と記載しておきましょう。

【DM営業の場合】

DMもよくきますけれど、基本、FAXやメールと同様に無視です。内容を見て、必要がなければ捨てますが、FAXやメールと異なり、受取を拒否したり、送らないように連絡をしたりということはしません。ただ、短期間のうちに、何回もDMを送ってくるような会社からは、たとえ必要な場合でも、その会社からは買ったり、紹介はしない、と決めています。返信はしません。

ま~、こんな感じでしょうか。

やはり可能であれば、営業は要な人からコンタクトしてもらう方法を考えるのがベストだと思います。売り込まれるのが好きな人なんていないでしょうから。

もし、自分から積極的に案内するような営業をするのであれば、売り込むよりも、お役に立てる、あなたに興味がありますというスタンスから入る営業をしたいものです。

自分自身も売り込まれるのが嫌なので、自分から売り込むような営業はしませんが、自分は売り込むけど、売り込まれるのは嫌だ、みたいな身勝手な人も多いような気がしますね。

それとサラリーマンであれば、組織という小さい世界の中だけで考えればいいのかもしれませんが、会社経営をしている人や個人事業主は、自分からむやみやたらに相手に嫌われない(敵にまわさない)ようにしたいものです。

意識してなくても嫌われたり、敵にまわす人もいるかもしれませんが、人同士なんて、どこでつながっているかわかりませんし、悪評を流されたりしたら大変ですから。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。