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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

リピーターもご新規さんも大切なのです

皆さん、おはようございます。横浜・東戸塚の税理士、八木です。

毎日毎日ニュースを見ていると次から次へといろいろな事件や事故がよくおこりますよね。

将来、本当に日本、大丈夫?なんて思ったりもしますが、最近、気になったのは、和歌山の資産家が、突然、亡くなったニュース。

以前、ある芸人さんが愛知県の資産家の相続をしたというニュースを聞いたときもびっくりしたのですが、この芸人さんといい、今回の和歌山の若妻といい、養子になったり、配偶者になったことを、家族にまったく知らせてないんですって。

ま~、確かに家族は反対するから、というのもわかるのですが、家族に養子や妻になることを知らせないっていう感覚って、どうなんでしょうね?

理解できない・・・金銭欲がないから(笑)。ただ、このお二人を一緒にしてはいけないのかもしれませんが、どちらも金銭欲が相当に強いんでしょうね。

ところで、相続では犯罪にかかわる相続の場合、相続欠格(相続人になれない)というものがありますので、このあたりは皆様も、ご留意くださいね。犯罪をしてまで相続をしようとしたら、それこそ相続が多発してしまいますので、当たり前といえば当たり前のことなのですが。

さて、本日なのですが、売上を上げるためには、よく次の2つのことが言われます。

①売上の単価を上げる

②顧客を増やす

ま~、これは、売上のしくみじたいが、単価×数量となっていますので、どちらかを増やせば、当然、売上は増えます。売上の単価を上げるというのも、なかなか難しいとは思いますが、通常、値上げをするときって、消費税の増税のときか、仕入れの物価上昇のタイミングで上げる場合が多いと思います。まったく同じものだったら安いほうに行かれてしまうと思いますし。

一方、顧客を増やすことですが、こちらは新規を増やす、または、リピーターを増やすということになりますが、リピーターが増えずに、常に新規のお客様を見つけなければいけない場合、やはり、売上を上げることは難しいと思います。確かに、やり方にもよるとは思いますが、常に、新規のお客様を見つけなければいけないような営業をしていると、むしろ、売上は前年より下がる可能性があります。

なので、キーポイントはやはりリピーターさんをいかに増やすか、これが売上を増やすポイントでしょうね。

では、それぞれについて考えてみましょう。

【リピーターは大事なのです】

これは、どんな商売でも同じなのですが、リピーターは大事です。例えば、税理士事務所の場合でも、仕事を受けるか受けないかは別として、年1回の関与のお客様であれば、来年も、あの税理士さんに決算をお願いしたいな、と思われることは大切ですし、相続の依頼があったお客様が、何年かして、あの税理士さんに不動産を譲渡したから申告をお願いしようかな、ということがあれば、これもありがたいことですし、立派なリピーターです。

このリピーターがどれくらいあるかによって、売上に多かれ少なかれ影響してくることでしょう。一方、あそこから、もう買わない。あそこには、もう行かない。とお客様に思われてしまったら、もう2度と利用してはもらえません

そのために気をつけたい、4つのこと。

①物やサービスが好かれるよりも嫌われない。

もし、自分のところの物やサービスにファンになってもらえれば、こんなにありがたいことはありません。もちろん、好きになってもらう方がいいに越したことはありません。

でも、むしろ自分のところの物やサービスを嫌われないようにしたいものです。もう、あそこから買わない、あそこへは行かないとなってしまわないためにも。

クチコミも考えられますが、今では、インターネットでGoogleやAmazonのレビュー、食べログ、ホットペッパービューティー、エキテンなど、いくらでもお客様から評判を調べられてしまいます

こういったレビューや評判も多くの事業で確認ができるわけですから、多かれ少なかれリピーターさんも目を通していることでしょう。

ただし、ネット上の評判については、自分で高く評価していたり、誰かに頼み込んで高く評価していたり、同業者を低く評価したり、お金を払ってくれるところに高く評価する業者など、当てにできない評価をしている可能性もありますので、信じすぎず見極める目はもってくださいね。

自社の物やサービスに非がある場合には、すぐに謝ることも必要でしょう。

②人が好かれるよりも嫌われない。

最近では、人を介さないで利用できるサービス(ネット通販など)もありますが、通常は、誰(どこ)から買うかということになると思います。

ときどき合わない人からは、しっかり嫌われていいなんていう人もいますが、どうでしょうね? ま~、言えることは自分からあえて、嫌われるほうにもっていく必要もないんじゃないですかね。

知っているから人は買ってくれるわけではありません。これだけ、いろいろなものがそこらじゅうに溢れているわけですから。

でも、知っている人や好感がもてる人なら、応援したいな、って思ってくれる人もいるかもしれませんが、嫌いな人であれば、大変だね、くらいにしか思われないかもしれませんし、買いたいとも思われないでしょう。

自分も、もちろん大切ですが、まず、お客様の視点から先に考えることができるといいと思いますね。

いろいろな営業もきたりしますが、ガツガツしたり、依存が強そうな人も、ビジネスだと好感はもたれにくいと思いますし、優しい人だったら助けれくれるかもしれませんが、物やサービスと同様に、今ではインターネットでいろいろな評判が流れてしまいますので、信頼してもらえる人を目指したいものです。騙したりする悪い人間も一定数はいますので。

あの人から買わない、あの会社から買わないと思われてしまったら、もう、次はないのですから。

物やサービスと同様に自分の方に明らかに非がある場合には、すぐに謝ることも重要でしょう。

③遠くならない

今ではインターネットなどの通信手段も発達していますし、付き合いなどで遠くても買ったり利用したりしてもらえる可能性はあります。とは言っても、可能であれば近い方に越したことはありません

例えば、うちの事務所は横浜で営業していますが、もし、事務所を東京に移転した場合、たぶん、そのまま継続してくれるお客様もいるかもしれませんが、遠いという理由で、一定数のお客様は離れていくと思っています。

たしかにやり方によっては、今なら遠くてもなんとかなりますが、直接、面談するといったときは近い方がいいと思いますし、税務調査の立ち合いがあるなんていう場合も、遠いと行くのが大変です。

店舗系のビジネスの場合、遠くからでも、付き合いで来てくれるなんていう場合もあると思いますが、そうはいっても、やっぱり近い方が便利だと思います。ただし、物やサービス、人が嫌われてないうえでの話ですが

④見せ方も大事

自分の現在の状況やパーソナリティをそのまま出すということは必要と言われますが、そうは言っても見せ方も大事だと思っています。

なんかこの店(人)、いつも暇そうだな~。なんかこの人、仕事や売上がなくて困ってそうで大変そうだな~。なんかこの人、いつも忙しそうだな~。とか、何らかの印象を持たれる可能性がありますが、なんでもかんでも、すべてそのまま、さらけ出すというのもどうかと思っています

人それぞれ違った感覚をもっていますので、一概にどうとはいえませんが、もし、上記3つのことがないのに、売上が伸びないようであれば、見せ方に問題がある可能性もあるかもしれません。

【ご新規さんも大事ですよ】

ということで、リピーターさんのことを見てきましたが、確かに多くの業種で、常に、ご新規さんを探さなければいけないような仕事をしていると、逆に売上は下がる可能性があります。

ちりも積もればとはいいますが、リピーターさんが増えてくれれば、売上は上がるからです。

そのためにも、リピーターは商売では大切なのですが、現在のリピーターがいつまで、リピーターでいてくれるかわかりません。下記のような理由が考えられるからです。

・倒産や死亡してしまう。

・引っ越しや移転、閉鎖してしまう。

・そもそも必要なくなってしまう。

・物やサービス、人が嫌われてしまう。

上記のことがあると、いまのリピーターさんは、もうお客様でなくなってしまいますので、ご新規さんにも同様にコンタクトをとってもらう必要があります

ご新規さんに連絡をとってもらうには、知ってもらうこと、他よりも、より魅力的で役立ちそうと思われることが重要でしょうね。

これだけ多くのものがあふれている時代ですから、自分でも心に留めておきたいことばかりです。 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。