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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

基本、払えないこと=計画性がないことなのです

皆さん、こんにちは。横浜・東戸塚の税理士 八木です。

最近、本当に交通事故が多いですね。どんなドライバーが近くにいるかもわかりませんので、歩行者として信号待ちをしているときや横断歩道を渡るときなども、しっかり周囲を確認しないと予期せぬ事故に巻き込まれるかもしれません。

一方、車を運転するときも飲酒運転などは問題外ですが、細心の注意を払って車の運転をする必要があると思います。

特に最近、高齢者のドライバーの方が事故を起こしたときに次のようなウソをつきます。

・アクセルを踏んだら、アクセルが戻らなくなった。

・ブレーキを踏んだら、車が急発進した。

これは単にブレーキとアクセルを踏み間違えているだけですから、上記のようなウソがでてくる時点で認知症が始まっているような気がします。こういう人たちは、車を運転せずに、なるべくタクシーを利用するようにしましょう。

「年の功」なんていう言葉もありますが、あまりそういう風に思う高齢者の方は少なく、むしろダテに年をとってしまったんだなという高齢者の方が多いため、個人的に高齢者の方に厳しくはしませんが、厳しい視点は持っています

自分自身でも車はたまにしか運転しませんが、高齢者になってヒヤッとしたときには、なるべく早めに運転免許証を自主返上しようと思っています。

 

さて、先日、税理士会から毎月、送付されてくる会報がきたので読んでいると、税理士会の会費を1年間から数年間の期間、支払わなかったとのことで、懲戒処分を受けた税理士の氏名が何名か上がっていました。

もちろん税理士会の会費を支払わない人は全体で見たら少数なのですが、これを見て思ったのが、税理士として情けないなということ。

会費を数十万円も滞納しているわけですから、この懲戒処分を受けた税理士の方々は、まず、数十万円の貯金すら手元にないということですし、自分がもし税理士に依頼する納税者の立場だったら、こんな計画性のない税理士になんて依頼したくもありません。

もし、自分がこの税理士の人たちの立場だったら、税理士という資格にしがみついていないで、とっとと税理士を廃業して、すぐにどこかでアルバイトでも探すでしょうね。

日本だったら、それこそ、掃除の人とか新聞配達とかガードマンとか、仕事を選ばなければ何かできると思いますし、その方が、まともなような気がします。

ということで、今日は、払えないということについて考えてみたいと思います。

払えないといっても下記のように色々なものがあります。

・税金(消費税など)

・社会保険料

・家賃や管理費

・ローンや奨学金

・その他(光熱費、給与)の支払いなど

ただ、どんな場合でも支払えない人に問題があるかというと、そうではありません。

例えば、次のような場合、

・天災(地震、台風、洪水、火山など)

・火災(もらい火など)

・誰かの保証人になっていて保証人として支払わなければならなくなった場合

・勤務先でリストラにあったり、経営していた会社が倒産した場合など

特に天災や火災は本当に気の毒で、やはり不運だったということが言えます。

こういった被害者の方については、寄付も必要だと思いますし、払えなくてもしょうがないとも思います。

その下の誰かの保証人になっていた場合や勤務先でリストラにあったという場合も、気の毒だとは思いますが、本人の甘さやそうなるまでの準備不足もあったのではないかとも思いますので、天災や火災にあった人ほど、気の毒とは思いません。

では、もし上記の事由以外で税金や社会保険料、家賃やローンが払えなくなるとしたら、何でしょう?

ずばり、計画性がないのです。いきなり支払えなくなるということは考えられませんので、払えなくなるまでに計画性がなかったのです。

これは家計でも、事業の経営でも同じなのですが、

毎月の給料が30万円なのに、毎月50万円も60万円も使っていたら、いずれ家計は回らなくなってしまいます。

事業経営も同様で、売上が300万円しかないのに、経費に500万円も600万円もかけていたら、いずれ経営だって回らなくなってしまうでしょう。

ダイエットだってそうです。消費カロリーと摂取カロリーの関係を考えれば、消費カロリーが多ければ痩せますが、摂取カロリーが多ければ太っていきます。極めてシンプルです。

まずい状況になる前に、どういった方法をとるのかを考えていれば払えないという状況には陥りません

そういった意味で、払えなくなる人、全般的に言えるのが、計画性がなく甘い人が多いということです。

もう、ずいぶん前の話になりますが、自分が高校生だったときに大学生の人に、5,000円を貸してほしいと言われたことがありました。それで貸すことにしたのですが、その5,000円は結局、戻ってきませんでした。

この時に思ったのが、お金を貸してという人は、ガメツイという場合もあるかもしれませんが、ほとんどがお金に困っているような人ばかりです。

お金に困っているわけですから、貸したお金を返せる可能性は、よっぽど信用できる人を除き、戻ってこない可能性が高いと思います。

今から考えてみれば、そもそも大学生が高校生にお金を貸してということじたいが、非常識のような、みっともないような気もしますが、お金に困っている人の多くは、そもそも、正常な判断能力や常識的な感覚がありません

家庭の中もギクシャクし、それで取り返しのつかない犯罪者になった人もたくさんいるのです。

そのため、このときの経験から人には絶対にお金を貸さないと決めていますし、「金の切れ目は縁の切れ目」という言葉もあるくらいですから、付き合いを絶つという選択も、それはそれで必要だと思っています。

また、自分自身は、もちろん事業をやっているわけですから、払えなくなるという兆候も見逃さないようになりました。連絡がとりずらくなる、払いが滞りがちになる、給料が遅れがちになるというような状況が生じた場合、かなりまずい状況の取引先であったり、会社に勤めていると思わないといけません

いきなり支払えなくはならないからです。

冒頭のとおり支払えないという人は少数派であって、世の中に支払えない人ばかりいたら、日本の経済効果的にもよくありません

何かを支払えない人たちは、「計画性がなく考えが甘い人間」なんだということをしっかり自覚しておくようにしましょう。払えないと相手のことまで思いが行きつかないと思いますが、相手に対して迷惑をかけることにもなりますし、そうでないと人間的に成長しませんので。

でも、お金って確かに手元にたくさんあった方がいいわけで、最低限、生活に必要な収入がないと困るわけですが、お金が多くあったらあったで、浪費癖がついてしまうような気もしますし、勤務時代の浪費癖がついているせいで、経営者になってから、その癖から抜け出せず失敗してしまったという人も、税理士として見てきているため、お金は、多すぎず少なすぎず、ほどほどにあるのがいいのかな、と個人的には思いますけどね。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。