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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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 代表者 八木のブログ ~ 身の回りの出来事や税務のことをお伝えします。

横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

身内や友人とビジネスをする場合

 

皆さん、こんばんわ。横浜・東戸塚の税理士 八木です。

いよいよ今年の12月も残り2週間余りとなりました。今年はインフルエンザがかなり猛威を振るっているようですが、皆さん体調はいかがですか?

私も少し風邪気味ではあるのですが、12月に入ってビジーシーズンもスタートしたことですし、気合いで来年の5月頃まで乗り切りたいと思っています。

 

ところで、先日とある税務調査の立ち合いをしていたときに、自分よりも、ずっと年上の調査官に「先生」と呼ばれたことがありました。ま~、これは他の調査官もそうですし、税務署の人たちは税理士のことを「先生」と呼ぶように税務署内でいわれているのかもしれませんが、先生と呼ばれることに何か違和感を感じました

こちらは調査官のことを、○○さんという呼び方をするのですが、あまり、考えたこともなく、関与先の方からも、先生と呼ばれることもあれば、八木さんと呼ばれることもありますし、同業者や他士業の人たちの多くも、先生と呼び合ったりしていますし、税理士というのは、先生というのが一般的な呼称なんだと思えばいいんでしょうけど、何か堅苦しさを感じます

だからと言って、八木さんと呼んでください、なんて人にいったこともありませんが、ま~、先生と呼ぶことじたいも、○○さんと呼ぶことじたいも、あまり何も考えずに呼んでいるんでしょうね。

先生という呼び方をするのは、学校などの先生はもちろん、医者、士業などの専門家、代議士なんかも、先生という呼び方が、まかり通っているわけですから。だからと言って、先生と呼ばれても、別に偉くもなんともないと思っていますし、単なる慣行としての呼称であるだけで、多くの人は深く考えたこともないのではないかと思います。別に呼びたいように呼べばいいんでしょうけどね。

 

さて、本日なのですが、今年最後のテーマとして、「身内や友人とビジネスをする場合」と題してお伝えいたします。

身内や友人とビジネスをするというのは、よくあることだと思います。ここでいうビジネスというのは、一緒に働くという意味もありますし、取引先として取引をするという意味もありますが、どちらにしても、誰とビジネスをするかによって合う合わないはあるような気がします。

逆に言えば、身内や友人とビジネスをしても合わない人とビジネスをすると、うまくいかないことも多いのではないかと思います。

自分自身、税理士として開業する前に、身内で働いている会計事務所や会社で働いたこともありますが、まず、ほとんどの場合、他の血のつながりのない従業員からは悪口ばかりでした。なので、親族で働いている経営者が他の従業員も雇っている場合には、まず、悪口を言われていると思っておいた方がいいでしょう。そんな経営者ファミリーの中では、不満がたまってやめてしまうというケースも非常に多いと思いますし、うまく経営者ファミリーと付き合えたり、気にならないという人は経営者ファミリーの事業所で働いても、なんとかなるのかもしれません。

うちの事務所もファミリー事業者のような感じですから、人をもし雇うとなると、そのあたりのところは気になるところです。

あと、能力や感覚が大きく違っていると、やはり難しいでしょう。例えば、大塚家具の一連の騒動につきましても、やっぱり身内で働くのは難しいんだなと思いますし、先日、元農林水産省の事務次官の裁判がありましたが、親子でも大きく感覚が異なっていると、やはり何事も難しいんだなと思いました。

大塚家具にしても、元農林水産省の事務次官にしても、そうなのですが、あの人たちは、本当に、あんな家族をもって幸せですか、って問いただしたくなります。それは、自分にあのような家族がいたら、嫌だからです。

 

そのため、あくまでも個人的な考えになりますが、基本、経営者ファミリーで事業を行っている場合には、赤の他人とは働かない方がいいような気がします。

もちろん業務の過多によって、人を雇用しなければならないケースもあると思いますが、自分がしっかりしていたとしても、相手もしっかりしているかわかりませんし、その行っているビジネスに対して向いているかどうかもわかりません。

友人と一緒に働く場合も同様で、それぞれに得意分野があって、その方面で、それぞれ業績をあげていくという方法をとればいいのですが、同じことを2人、3人でやっていると、経営がうまくいかなくなったときに、一気に不満が爆発し、喧嘩別れみたいになってしまうことも少なくありません。

そのため、個人的な意見として、

・親族だけのビジネスの中に、できれば血のつながりのない人を雇用しない。

→血のつながりのないスタッフに不満を与えやすい。

・友人同士でビジネスをする場合には、それぞれ得意分野をもって、別々に業績を伸ばす。

→相手に不満を与えにくい。

になると思います。

次に、身内や友人と取引をするという場合ですが、これもケースバイケースで、商品やサービスを売っておしまいみたいな商売だったら、まだ、いいのかもしれませんが、長く取引が続くようなビジネスの場合も、よく考えた方がいいと思います。

例えば、うちのような税理士事務所ですが、その身内や友人が関与することになったとして、いい加減な人であったり、商売に向いていない人であったり、営業が下手な人であったり、脱税志向のある人だったりというような場合、多かれ少なかれ、いずれ関与が途切れるような気がします。

特に、税理士のような仕事の場合、それは顕著で、友人の会社が関与をしてくれることになったとしても、相手によっては絶縁になってしまう可能性もあるからです。

つまり、いい加減で、商売に向いていない、営業が下手で脱税志向のある身内や知人と関与をするのなら、きちんとしていて、商売に向いていて、営業がうまく納税意識のあるよく知らない人と関与をした方が、うまくいくかもしれませんし、ストレスもたまりにくいような気がします。

 

ということで、本日は、身内や友人と一緒に働く場合と取引をする場合にわけて話しましたが、身内や友人と一緒にビジネスをする場合には、どういった人なのかを事前によくリサーチしたうえで、ビジネスをするようにしましょう。縁が切れてしまうことのないように・・・。ただ、同じ方向性をもってビジネスをできるようであれば、うまくやっている人も多くいますので、身内や友人とビジネスをする場合には慎重に行うようにしてください。

 

今年最後のブログの更新になりましたが、今年1年は月に1回位のペースでブログを書いていたのですが、ブログの優先順位も低くなってきていると考えていますので、来年以降は、不定期でブログの更新をするかもしれません。

 

さて、来年2020年の目標ですが、

1.迷惑な人に会わない、迷惑な人が多そうなところには行かない。

2.仕事を受け過ぎない。

3.モチベーションをどのように維持していくかを考える。

4.  地味な生活スタイルにする。

5.  健康に目を向ける。

1と2は昨年と同じ目標ですが、これは人生を楽しむために継続をします。3~5は、新たに設定した目標であり、来年はうちの事務所も6年目になりますが、長くやっていると慣れがあるのでしょうか、モチベーションを維持するのが大変だったりします。

モチベーションは気持ち1つの問題といってしまえば、それまでなのですが、メリハリのある生活を送るようにして、モチベーションの維持を高めたいというのがあります。

また、もともと目立つのは好きではないため、今でも十分地味な生活だとは思っていますが、目立つと周囲に反対勢力があらわれやすくなりそうな気がするため、質素な生活を心がけたいと思っています。

あとは毎年1歳づつ年をとっていくわけですから、体にガタがきやすくなると思われるため、健康にお金をかけたりということではありませんが、よりヘルシーな生活をこころがけるようにしたいところです。

 

だらだらと長くなりましたが、本年も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。来年2020年は東京オリンピックが行われますが、来年もよろしくお願いいたします。