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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

新型コロナウイルス感染拡大の影響について思うこと

 

皆さん、こんばんわ。横浜・東戸塚の税理士 八木です。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。日本でも、日に日に感染者の数が増加していて、本当に深刻な状況になりつつありますよね。20年近く前に中国でSARSの流行がありましたが、ここまで世界的な脅威ではなかったように思います。

 

自分自身、生まれてこのかたインフルエンザになったことも肺炎になったこともなく、高熱が出たこともいつだったか覚えていないくらい健康なのですが、だからと言って、健康的な生活を送っているとも思いませんし、むしろ普通の人より不健康な生活をしているかもしれません。

ただ、普通の人よりも次の2つは、よくできていると思います。その2つとは、

 

【人に会わない・人の集まる場所に行かない

まったく人に会わないわけではありませんし、人の集まる場所に行かないわけではありませんが、基本的に、人の多く集まる場所が嫌いなので行きません。人の多く集まる場所に行っても、イライラしたり楽しいと感じない場合も多いですし、ストレスを感じることが多いからです。人に会うのも相手によりますが、話しててストレスを感じたりすることも多いので、話すことが嫌いなわけではありませんが、特別、人と話をするというのが好きなわけでもありません。ただ言えるのは、普通の人よりは、圧倒的に、人の集まる場所に行ったり、人に会ったり、しゃべったりはしていないような気がします。

 

【手を洗う】

うがいは歯を磨いたときや風呂に入ったときくらいしかしていませんが、手はよく洗います。別に潔癖症というわけではありませんが、ペット(犬)を飼っているため、おそらく、普通の人よりは、こまめに手を洗っているような気がします。

 

いずれにしても、現時点で新型コロナウイルスに対する薬やワクチンがないわけですから、やはり感染をしないに越したことはありません。人の多い場所でマスクを使用するのも当然かもしれませんが、現在、購入するのも容易ではありませんし、感染拡大がいつまで続くのかわかりませんので、自分自身を守るためにできる対策はしておきたいものです。

 

あと、今回の新型コロナウイルスの感染拡大で、いざというときのことを考えておくということも改めて考えさせられたような気がします。

現在では、旅行、娯楽、サービス、飲食、貿易、教育、観光、航空、小売などといった業種では、直接、業績に影響しているかもしれませんが、この影響が派生して、ほとんどすべての業種の業績が、今年からしばらくは悪化するのではないかという気がしています。しかも、その影響が感染拡大が終息するまで、いつまで続くのかわからないというのもあります。

例えば、税理士事務所の場合でも、一見、関係なさそうに見えますが、単発の仕事ならともかく、顧問契約の場合、売上をベースに顧問料を定めている場合が多いと思いますし、関与先の売上が下がれば、当然、税理士の顧問料も下げることになります。

そのため、次の2つのことは、常に考えておくことも必要だと思います。

 

【本当に必要なものかをよく考えること】

普段の生活でも、本当に必要な食料品や日用雑貨などは難しいと思いますが、それ以外のもので多い支払いはないかどうかを考えることも大切ですし、商売をしている場合、給与や家賃といった固定費の支払いは、売上が大幅に下がった場合には、かなりキツイのではないかと思います。簡単に従業員を解雇したり、安い家賃の場所に引っ越すというわけにもいかないでしょうから。また、こいうった売上が下がる可能性が高いときにいろいろと投資をおこなったり、新しいことを始めるというのもリスキーだと思います。

そのため、普段から本当に必要なものかどうか、必要な場合でも優先順位を決めてやるとか、そういったことを考えておくのも、こういう緊急事態のときには必要なことだと思います。

 

【資金をプールできる要因になるものを見つけておくこと】

ビジネスをしている経営者で融資を受けることを嫌う人も多いかもしれませんが、やはり金融機関とのつながりで融資を受けられるようにしておくというのも必要です。ピンチの時期に融資があることによって乗り切れる可能性も高くなります。また、保険などでもいいですし、小規模企業共済や中小企業倒産防止共済など、いざというときに一時的に資金をプールできそうなものも、今のような非常事態のときには役に立つと思います。

これはサラリーマンでも同様ですし、普段から、こまめに少しずつ貯蓄をしておくことも必要です。

 

では、もし海外のようにロックダウンがおきた場合、どうなるのでしょうか。

海外(ヨーロッパや北米など)では、原則、外出禁止にし、一部業種を除き店舗閉鎖で、これを守れない場合には、罰金を科するということもあるようです。

これを日本でやることを望みませんし、やったらどうなるのか想像もつきませんが、ただ、言えるのは経済が、ほとんど動かないわけですから、考えられないくらいの経済的損失が生じることでしょう。

税理士事務所の場合、外出が禁止になった場合でも、今では対面しなくても、電話、メール、FAX、スカイプ、ズームなど連絡手段はいくらでもありますし、資料の提出も、郵送、メールにPDF添付、Dropbox、グーグルドライブなどで提出していただく方法もあります。そのため、外出しなくても関与先と直接、会わなくても業務を行うことができる可能性はあります。実際につい最近、シンガポールの方とスカイプで個別コンサルティングを行いましたし、海外の場合、時差はありますが、業務ができないわけではありません。

ですが、やはり、通勤する人も多いでしょうし、外で働かなければいけない仕事の人も多いと思いますし、ロックダウンというのは、できれば避けてほしいところです。自分自身は、6年前に勤め人を辞め、フリーランスになりましたが、満員電車に乗らないでいいなどを考えますと、本当に自営業になってよかったと思っています。もちろん大変なこともありますが、今のスタイルは気に入っていますし、勤め人に戻りたい気がしません。

 

東京オリンピックも、先日1年延期が発表されました。でも、どうでしょう。いつ終息するかといったときに、終息してから経済が持ち戻すのにもしばらく時間がかかりますし、海外で終息していない場合には、やはり東京五輪の開催は難しいと思いますし、1年や2年延期では少し難しいかもしれませんね。その場合、東京五輪じたいを中止にしてしまっても、残念ですが、やむをえないでしょう。

東京オリンピックは自分自身も楽しみにしていましたし、めったにない機会ですから、直接、見てみたいと思っていましたが、もし、再度チケットの販売が開始されても、もう直接、見たいとは思わないでしょうね。なにせ世界中から人が集まるわけですし、テレビの前で見ていた方が感染リスクは少ないですから。

 

ま~、いずれにしましても、早く新型コロナウイルスが終息してくれることを望みますが、いつまでいまの状態が続くかわかりませんので、3月決算5月申告までのビジーシーズンが終わったら、公庫さんに運転資金の申込でもしておこうかな、なんて考えている今日この頃です。

 

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。