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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

100年に一度のパンデミックだからこそ教訓にしたい2つのこと

 

皆さん、こんばんわ。横浜・東戸塚の税理士 八木です。

先月、うちの事務所の近く(200~300m位のところ)でアミメニシキヘビが逃げ出し、ニュースにもなりましたが、なんとかヘビが捕まってくれたみたいで、ホッとしました。なにせアミメニシキヘビは成長すると10m位になるということですし、逃げたアパートの裏手に林があるのですが、その林がうちの事務所から100m位のところまで、つながっているので、このままヘビが見つからなかったら、どうするんだろうと内心、ヤキモキしていました。

最近、ヘビ以外にもイグアナやミナミジサイチョウといった動物が逃げだしたといって何かと話題になっていますが、飼っている人は責任をもって逃げないように飼ってほしいものです。これらの動物は、もともと日本にいない外来種になりますので、生態系への影響も心配ですしね。自分自身も犬を飼っているので、他人に迷惑をかけないように充分に気をつけたいと思います。

 

さて、本日ですが、日本でもコロナのワクチン接種が本格的に始まってきましたが、一方で、インド株やベトナム株といった従来のコロナよりも、さらに強力な変異株が発見されているようですから、まだまだ、コロナの収束がいつになるのか、現時点でも、まったく見通せません。

100年位前に、スペイン風邪が流行し、今のコロナのような世界的なパンデミックになったようですが、まさか、自分の生きている時代に、このようなことが起きるなんて多くの日本人は予想していなかったのではないかと思います。

ただ、これまでも、SARS、MERS、新型インフルエンザ、エボラ出血熱といったような感染症は、たまたま日本では流行しなかっただけで、新たな感染症は定期的に発生していますので、今後も世界中で流行するような他の感染症がでてくる可能性もあります

自分自身が生きている間に、もう、このようなパンデミックは二度と起きてほしくないのですが、やはり、起きてしまった以上、今後も新型コロナのような世界中で同時多発的に発生する感染症がでてくるかもしれないということは考えておくべきでしょう。

現時点で、日本での新型コロナウイルスの感染者は、約70万人ほどとのことですが、日本の人口が、約1億2000万人ということを考えますと、コロナの感染者は少数派ということになりますが、インフルエンザの場合、3人に2人位はかかっているような気がしますので、新型コロナウイルスも、この先インフルエンザと同じような病気になっていくのかもしれません。

 

すでに新型コロナが現れてから、1年半近くになりますが、今回のパンデミックで、自分自身も教訓にしようと思ったことが2つあります。

それは、

1.仕事は選ぶ

2.貯金をし余計なモノは買わない

この2つです。

 

まず、1点目の「仕事を選ぶ」ですが、高齢者で年金生活をしているような方であれば、何も問題はないのでしょうが、現役で働いている人やこれから就職をする人の場合には、これからは、やはり仕事を選ぶべきだと思います。

わかりやすく言うと、コロナの影響をうけない仕事を選ぶと言ったほうがわかりやすいかもしれません。

自分で事業をするにしても、コロナの影響をうける業種をやるとなると、やはり経営的にキツイと思いますし、コロナの影響をうける業種で働くというような場合でも、廃業や倒産のリスク、リストラや解雇、給与や賞与のカットといったことが生じるかもしれません。

税理士事務所の場合でも、コロナの影響をうける業種があまりにも多いと、経営的にも厳しいのではないでしょうか。

とくに影響を大きくうける業種とは、次のようなものです。

・飲食業で酒やカラオケがメインとなる形態(居酒屋、バー、キャバレー、ホストクラブなど)

一方で、飲食業でも宅配やテイクアウトが中心となるような形態であれば、あまり影響をうけないと思います(例えば、ピザの宅配や弁当販売など)。

・旅行会社、旅館、ホテル、土産物屋

ホテルや旅館は、東京五輪開催中は、一時的に持ち直す可能性もありますが、その後は厳しいかもしれません。

・アパレルや美容関係とそれに関係する業種(紳士服、クリーニング、ネイルサロン、化粧品など)

・公共交通機関(電車、バス、航空、船舶、タクシーなど)

航空や貸し切りバスなどは、東京五輪開催中は、一時的に持ち直す可能性もありますが、その後は、厳しいかもしれません。

・エンターテイメントや娯楽系の業種

ライブハウス、コンサート、交響楽団、カラオケ店、動物園、水族館、遊園地など

・不動産賃貸業

とくに店舗や事務所などの事業系のテナント

 

たぶん、上記以外にもたくさんあると思いますが、上記のような業種との取引が多い業種も経営に影響をうけるはずです。

ま~、コロナの影響をうける業種は、実に多岐にわたりますが、こういった業種の業績が、今後、コロナ前の水準の業績に戻るかと考えると難しいのではないかと思っています。

 

多くの人が、いずれコロナは収束すると思っていると思いますし、収束してくれないと困るわけですが、だからといって、経済がすぐに戻るかどうかはわかりません。

いくら多くの人がワクチンを接種したとしても、毎日、コロナの感染者の数が、2000人、3000人とでているようであれば、経済は回復しないような気がします。なぜなら感染者の数が多いままですと、一部の人は、出歩くかもしれませんが、圧倒的多数の人は控えようとするからです。

 

次に、2点目の「貯金をし余計なモノは買わない」ですが、これは、コロナだからというわけではなく、通常のときでも、リストラにあうかもしれないし、災害にあうかもしれないと考え、普段から貯金をできればいいのですが、今回のようなコロナで1年以上も収入が不安定というような状況に陥る場合、貯金があればあるほど、生活には困らないと思います。

収入に影響がない人であれば、問題はないのかもしれませんが、いざというときのために、やはり、ある程度の貯金はしておきたいものです。

最近では、消費税が増税されたり、レジ袋が有料になったりしていますが、それ以外でも、いろいろなモノがよく値上がりしているような気がします。一つ一つの値上げの金額が少額でも、積もり積もれば、数万円、数十万円となりますので、本当に必要なものかどうか、よく検討してから購入するということも必要でしょう。支払うものが多ければ、当然、手元の貯金は少なくなってしまいます

 

ということで、今年後半、来年とコロナがどうなっていくのかわかりませんが、経済も同様にどうなっていくかわかりません。依然として、先の読みにくい状況は続くと思いますので、「仕事を選ぶ」と「貯金をし余計なモノは買わない」、この2つは、今回のコロナの影響による教訓として、自分自身も、心に留めておこうと思っています。

 

本日も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。