横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

皆さん、こんばんわ。横浜・東戸塚の税理士 八木です。

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

ということで、2022年も始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

新年が始まったとたんに新型コロナウイルスの感染拡大の兆しがでてきました。オミクロン株の感染者数も増加していますし、デルタ株のように重症化する事例は少ないようですが、世界的にみても感染力は非常に強いようですので、今年もしっかりとコロナ対策をするところから始まりそうです。税理士業界は、これからビジーシーズンになりますが、ビジーシーズンの間に熱でもでたりしたら、たまったもんではありませんので、コロナに感染しないように気を引き締めて、この冬を乗り切りたいと思っています。

さて、本日ですが、学歴は必要なのかというテーマでお伝えいたします。若い頃は将来のことについていろいろと悩むことも多いのではないかと思います。自分自身も高校を卒業後、まず専門学校に進み、その後、大学へと進学しましたが、もう中高年という年代になって、今だったらどうかということを考えてみたいと思います。

まず、一つ言えるのは、もちろん学歴はあった方がいいのですが、将来やりたいことやなりたいものによるというのが答えになると思います。つまり具体的になりたい職業があるのであれば、それに関連する学部を選び準備をすすめるということです。今、この年になって思うのは、学歴はあればいいとは思いますが、仕事によってはなくてもいいとも思います。

例えば、自営業者やフリーランス、中小企業の経営者、クリエイティブ関係の仕事、芸術家といったような職業の人や比較的、最近できたベンチャー企業であれば、あまり学歴は関係なく、場合によっては、中卒でもよいのかもしれません。

なぜなら、実際に働いてからは本人の努力や感性、運もありますし、実力で勝負するケースが多いからです。

そのため、上記のような仕事をするのであれば、最終的には、自分自身の努力でどうにでもなる可能性があります。場合によっては、高学歴であったとしても、うまくいかないような場合もあるかもしれません。

一方で、学歴が必要なケースもあります。例えば、政治家や上級官僚、昔からある大手企業(銀行など)といった仕事の場合、高学歴の人が多いと思いますし、周囲との派閥争いなどもあるかもしれませんが、やはり、東大、早稲田、慶応などの一流大学の出身であることも必要になってくると思います。

上記のことから、将来やりたい仕事によっても学歴が必要かどうかは変わってくると思います。

自分自身は、税理士事務所を経営しているため、やはり自分自身の実力勝負ということになりますので、正直な話、学歴よりも自分の実力がすべてだと思っています。高学歴の人は優秀な人が多いため、自分で事業を始めて、うまくいっている方も多いのですが、高学歴の人すべてがうまくいくというわけではありません。高学歴だけど事業がうまくいかないというような人もいるでしょう。

ま～、ほとんどの仕事で実力は必要になってくると思いますが、なりたい仕事によっては、スタートラインに立つために高学歴が必要ということになるのでしょう。自分自身は、政治家や官僚といった公務員になったことはありませんが、上場会社で数社働いていたことはあります。ただ、公務員にしても、上場会社にしても、周囲からのストレスもありますし、世渡り上手であることなども必要になってくると思いますので、とにかく多大なストレスがかかります。そのため、ストレス耐性に弱い人は、公務員や上場会社で働いていると多大なストレスがかかると思います。

その点、自営業者やフリーランスであれば、自分の実力で食べていかなければならないわけですが、ストレスになるものも自分で調整できるという自由さがありますし、付き合いたくない人とは付き合わないという選択もできます。その自由があるため、自営業者を選んだわけです。すべての人が自営業者になるというわけにもいかず、どこかにお勤めをされている人も多いわけですが、将来なりたい仕事によって、学歴が必要かどうかを考えてみるといいでしょう。

若いときにいろいろと身に着けた方がいいともいわれますが、確かに、それも間違いではありません。ですが、自分自身は中高年になってから自営業者になり、自分自身でいろいろと経験したり調べたりして、身に着けたものは、勤務していた頃よりも何倍にもなります。

そのため、中高年になってから、自分自身で何かを始めるという選択も悪くはないですよ。ま～、人によるとは思いますけどね。

本日も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。