横浜市戸塚区(東戸塚)の税理士事務所です。中小企業・個人事業主の確定申告、相続税に強い税理士が皆様をしっかりサポート。英語対応や経理代行もお任せ下さい。

Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office
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代表者 八木のブログ ~ 身の回りの出来事や税務のことをお伝えします。
皆さん、おはようございます。横浜・東戸塚の税理士 八木です。
またしばらく暑くなるみたいですね。熊本の被災地では救助活動が本格的におこなわれるようになると思いますが、救助される方は熱中症にならないように充分に気をつけてくださいね。
さて本日はローンの繰上返済について...
住宅ローンをはじめとして、ローンがある方は多いと思いますが、まず、鉄則として、ローンは働けなくなるまでに返済するようにしてくださいね。住居費の占める割合は生活費のなかでも大きいわけですが、年金収入と貯蓄のなかから返済するとなると、毎月いくら返済しているかにもよりますが、負担は大きいからです。
最近は、政策金利がじわじわと上昇局面に入り、固定金利も5年前とは比べものにならないくらい高くなっていますし、変動金利も今後、じわじわと上がっていくと思います。そのため、ローンの繰上返済を考えている方も多いのではないでしょうか。
ただ、ローンの繰上返済につきましては、繰上返済する場合と繰上返済しない場合で、それぞれにメリットとデメリットはあると思います。そのため、どちらがいいという正解はありません。戸建てがいいか、マンションがいいか、持ち家がいいか、賃貸がいいかと同じで、それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらが正解ということはありません。そのため、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで選択するしかないと思います。
あとは住宅ローンの場合、他のローンよりも比較的、金利が低く設定されているわけですが、次のような点も考慮に入れたいところです。
【団体信用生命保険】
フラット35の場合、任意になっていると思いますが、民間の銀行から住宅ローンの融資をうける場合、団体信用生命保険の加入が義務となっています。そうしない保証会社の審査が通らないからです。団体信用生命保険は、亡くなったときに住宅ローンの残高がなくなりますので、住宅ローンを完済する前に亡くなった場合には、そのまま住めて、ローンの返済はなくなります。
ですから、繰上返済をした後に、少ししてから亡くなったというケースもありますが、そのような場合、損をしたような気分になるのではないでしょうか。一方、まとまった金額で繰上返済をした場合には、保証会社から未経過分の保証料がバックされます。また繰上返済をすれば、支払う利息も当然、少なくなります。
いつ亡くなるかというのは誰にもわからないわけですが、男性の場合、60代~70代で約半分近くは、病気で亡くなってしまうというのもききます。そのため、そのあたりも考慮する必要はあると思います。
【火災保険料】
住宅ローンがある場合、銀行の抵当権が設定されているため、火災保険料の加入も義務となっています。そのため、住宅ローンがある場合には、5年毎に更新となっている場合が多いと思いますが、地震保険料に加入しなければなりません。一方で住宅ローンを完済してしまえば、銀行の抵当権は外れますので、火災保険料の加入は任意となります。最近では、災害が多いため、火災保険料も更新のたびに増額される傾向にあり、また、災害事由が発生したときも、保険会社の審査で全壊や半壊の判定がシビアで充分な保険金が受け取れないというケースも珍しくないとききます。生命保険も同様ですが、充分な貯蓄があれば、生命保険や火災保険に加入しないで、保険事由が発生しても対応できるというケースもあると思います。
【投資とのバランス】
最近では、政策金利が上昇局面になっているため、普通預金や定期預金、公社債の金利も上昇してきました。とはいいましても、普通預金の金利は1%にもなっていませんし、定期預金や公社債の金利も2%になっていないと思います。新NISAなどで投資をした場合、これらの金利を上回る含み益になる可能性もありますが、暴落して損をする可能性もあります。そのため、判断は難しいところになりますが、これまで借りていた住宅ローンの金利は、2%未満の場合がほとんどだと思いますので、預金金利や投資のリターンと住宅ローンの金利を比較して、判断するのもいいと思います。繰上返済をせずに、その資金を投資で増やすということですね。
冒頭にも申し上げましたが、繰上返済するしないには、メリットとデメリットがありますので、どちらが正しいというのはありません。そのため、上記のことも参考にしていただければと思います。
賃貸の場合だと、90代、100才代と長生きすればするほど、家賃を長く払わなければいけないわけですが、住宅ローンの場合には、その年になるよりも前に支払いも終りますし、人生何が起こるかわかりませんので、会社が倒産したり、リストラされるというリスクもあるでしょう。ですから、完全に働けなくなるまでに全部返せばいいんだくらいに思っていた方が気分的に楽でいられると思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。