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Yoshiaki Yagi Tax Accounting Office

八木義晶税理士事務所

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 代表者 八木のブログ ~ 身の回りの出来事や税務のことをお伝えします。

横浜市・戸塚区のバイリンガル税理士日記

税理士会っていう組織もね~

横浜・戸塚の税理士、八木です。

さて、この1年マンションの理事会に参加していたのですが、間もなく、次の方へバトンタッチということで、やれやれやっと終わったかといったところです。

以前、下記のようなブログにも書いているのですが、税理士は税理士会という同業者団体に加入しなければなりません。

税理士としての食べ方もいろいろです

税理士会の支部にはめったに行きませんが「なるべく、税理士会の活動に参加してください」といったようなことを幹事の人たちがよくいっているような気がします。常にこのように言っているということは、やはり参加する人が少ないというか、いつも決まったメンバーばかりが参加しているのでしょうね。

身の回りには、こういった同業者団体以外にも町内会、マンションの理事会、PTAなど、様々な組織があります。たしかに何らかの組織に属している以上、組織の行事やイベントに参加できるときは参加しないといけないとは思います。

例えば、町内会やマンションの理事会なども順番でまわってきてしまうので、そういうときにはできるだけ参加しているのですが、税理士会の場合、他の組織と大きく異なるのは、行事、イベント、懇親会といったものが多すぎるがゆえに、個人的には、会社や学校などに非常に近い組織のように感じています。

この「会社や学校などに近い組織」というのがポイントで、そのために参加しない税理士が多いのではないかと思うのです。

それでは、その理由を4つほど、

【税理士は組織に向かない】

自分自身、学校や会社などの組織が好きか嫌いかと言われたら嫌いですし、向いているか向いていないかと言われたら向いていないと思います。なかには好きだし、向いているという方もいるとは思うのですが、一般的に個人事業主や中小企業の会社経営者って、大半は組織が嫌いだったり、向かない人ばかりではないでしょうか。

つまり、多くの税理士が開業税理士になるわけですが、開業税理士は個人事業主ですから、組織に向かない人が多いということになります。

【面倒くさい人たちもいる】

会社には小姑や姑みたいな、おじさんやおばさんっていますし、学校にも口うるさくて怖い先生やいじめっこはどこに行っても、たいがいいます。ということは、会社や学校みたいな組織だと通常、こういった面倒くさい人(いいか悪いかは別として)はいるものだと考えておいた方がいいでしょう。

ということで、税理士会にも、このような面倒くさいおじさんやおばさんがいくらかいてもおかしくありません。若い頃(今も税理士としては若い方ですが)は、今の60代から80代ぐらいの税理士さんたちに「これからは開業しても、お客さんはいないよ(食べていけないよ)」とは、よく言われたものです。ま~、商売をやるって大変だよと言いたいのでしょうが、はっきり言って、そんなこと言われてもうれしくもなんともありません。

自分自身がうれしくもなんともないため、もし、新しく税理士を始める人がいたら、自分だったら「頑張ってくださいね」と言うと思います。

よく会社なんかでも、「いいメンバーに囲まれて」なんて言う人がいます(単に社交辞令かもしれません)が、自分自身は今まで勤めた会社にしても、税理士会にしても、「いいメンバーに囲まれて」なんて言葉、お世辞でも言えません。

あっ、でも、いい人や自分に会う人も多少はいますよ(笑)。

【接点が少なすぎて浮いてしまいそう】

実は、自分自身が事務所のホームページをもっていて、ブログをやっていて、クラウド会計に対応していて、しかも、業務を英語で対応していて、という感じなのですが、もちろん、何をやるかは、その税理士の自由ですし、今ではホームページをもっている税理士もたくさんいます。

それでも、やっている税理士って少数派なんですよね。自分が上記のような感じなのに、事務所のホームページはありません。ブログなんてやっていません。クラウド会計なんかやっていません。なんて人ばかりだとやっぱりなんか、本人の自由とはいえ、浮いてしまいそうで。

昔、自分自身、何か所か会計事務所に勤務していたことがあるのですが、TKCの会計事務所って在籍していたことがないんですよね。なのに、同じ支部にTKCの同業者さんはけっこういるといった感じで、たしかに何をやろうが、その税理士の自由ですし、別に他人のことなんて、気にする必要はないのかもしれませんが、でも、やっぱりね~。税理士会って古すぎる体質がバリバリに残ってますから・・・。

日本の昔ながらの風土というのでしょうか、まわりに比べて少数派のことが多い自分、つまり、あまり接点がないと周囲の目線も気になります。

日本人、特に古い人って、なんだかんだ言っても、多数派と同じ方がいいと考えますから。

今は、ホームページをもっていたり、ブログをやっていたり、クラウド会計に対応しているという税理士も多いですが、税理士の業界的には、まだまだ少数派でホームページをもっていたり、ブログをやっていたり、クラウド会計をやっている税理士は、あまり税理士会の活動に参加せず、こういうネット関係のことをやっていない税理士が税理士会の活動に参加するという傾向はあると思います。

【だって生活の方が大事だし・・・】

税理士会は学校や会社のような組織に近いと強調しました。だからと言って、税理士会は別に義務教育の場でもありませんし、税理士会から給与をもらっているわけでもありません。税理士1人1人が個人事業主か中小企業の社長です。そういった意味では、学校や会社のような組織とは違うとも言えるでしょう(ですが、会社や学校のように行事が多すぎるとは思いますが・・・)。

ですから、税理士会の活動には、なるべく出られるときに出るという、スタンスでいいと思っています。

だって、ぶっちゃけ税理士会の活動よりも、自分で売上をあげる方が大切ですし、税理士会の会費を払う方が大切ですから。

売上ないと生活できないし・・・、税理士会の会費払わないと懲戒処分の対象になるし・・・(一応、税理士会の会費の未納が継続する場合、税理士の懲戒処分事由の1つになっています)。

ということで、ま~、現状、やはり皆さん忙しいでしょうから、事務所のスタッフに業務を任せていられるか、開業したてであまり仕事のない税理士さんを中心に税理士会の活動の運営をしていると思います。

組織に属している以上、税理士会の活動に参加しなくてもいいというわけではありませんが、参加しない人が多いのは上記の4つの理由というのは、あながち間違いではないでしょう

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。